経営計画書は、、社員の心に革命をもたらし、会社に奇跡をもたらす「魔法の書」である
一倉定

経営計画書とは 社長と社員が成長するための魔法の書です。


うちだ式「経営計画書」とは

これから先、会社の将来が分からない。だから経営計画書!

「経営計画書」と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?

融資の際に金融機関から提出して下さいと言われる「事業計画」、補助金申請の際に提出が必要となる「経営計画」のイメージが強いと思います。

うちだ式「経営計画書」は、銀行融資のための事業計画や補助金申請のための経営計画とは、大きく異なります。

うちだ式「経営計画書」は、経営理念を社内の隅々まで、行動に落とし込むために『活用』する、経営実践型の経営計画書です。

経営は、船の航海やジャングルでの冒険よりも、遥かに険しく、厳しく危険な旅です。
会社の経営は、危険な冒険ではありますが、とても魅力的で、冒険心を掻き立てられる、最高にワクワクする旅です。

私は税理士として、15年以上中小企業の支援をしています。
お会いする中小企業の95%以上において、経営計画書を作成してないのが現状です。

「なぜ経営計画書を作成しないのですか?」と聞くと・・・

「計画を立てたところで、予定通りにならない」
「うちは特別な業種だから」
「先のことはよく分からないから、計画を立てても意味がない」と残念ながら社長から言われます。

しかし、一方で「これから先、会社の将来が、どうなるか分からないからこそ、経営計画書を作りたい!」と仰る社長も存在します。

経営計画書で作成する数字では、来期の売上は、○億円くらいになるだろうと言う「予想の数字」を立てることではありません。
会社が生き残るための「必達の数字」を、経営計画書に盛り込みます。
多くの中小企業で、事業計画があったとしても、ぜいぜい銀行からお金を借りる程度の事業計画書です。

そこで、単なる数字の羅列の「事業計画書」とは異なる、経営に活かす「経営計画書」の効果について、ご案内します。

お気軽にお問い合わせください0277-44-4395受付時間 9:00-17:00 [ 土・日・祝日除く ]

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経営計画書は「魔法の書」

経営計画書は「魔法の書」と言われています。
その、魔法の威力を実感しているのは私自身です。

次の4つの質問について考えて下さい。

  • あなたの会社の存在意義、会社の目的は何ですか?
  • 会社が生き残る為に必要となる売上と利益額を知ってますか?
  • 現場でない、社長業の仕事を、週に何時間できていますか?
  • 会社の5年、10年後のビジョン(未来像)は描けていますか?

経営計画書は、社長が抱える不安や悩みについて、解決策を見つけてくれる道具です。

会社の経営は、船の航海によく例えられます。
船の航海は、はじめに目的地を定めて港を出航します。

会社でも同様に、会社の目的を明文化し、数字である目標を社長が定め、会社の目的である使命(ミッション)と、数字の目標に向かって前進していきます。

船は、船長一人では前進しません。
会社でも、社長が一人でできることは、職人的な仕事に、ごく限られています。

船の航海と同様に、会社も目的地に向けて、船の乗組員である「社員」に対して、会社の目的と個々の社員の役割を、説明する必要があります。
船を目的地まで到達させると同様に、会社では同じ目的と、目標・未来像・夢を、社員と社長が共有する必要があります。

そのためには、社長が自らの言葉と文章で「会社の目的・実現したい夢・未来像・戦略・戦術・方針・目標」を乗組員である社員に対して、熱い想いを伝える必要があります。

例えば

家を建築する際に、まずは土地選びから始まります。
そして、住宅ローンの銀行交渉、家の設計、建築会社との入念な打合せなど、さまざまな確認を行い、家の建築を進めます。
家を作る際に時間を掛けて設計図を描くのと同様に、会社経営を成功させるために、経営の設計図は必要だとは思いませんか?

会社の経営は、船の航海や家の建築よりも、遥かに険しく、厳しく危険です。
経営は、危険な冒険ではありますが、とても魅力的で、安易な道を歩んで得れれることとは、全く比較にならないものがあります。
経営は、一見未開のジャングルへ冒険ですが、経営に対する諸問題は、先人の優秀な経営者の方々が多くの問題を解決してくれています。
先人の知恵を正しく理解して、正しく学ぶことにより、問題を解決する術はあります。
経営計画書の活用により、自社の経営に対して、あらかじめ計画を設計することにより、会社経営のリスクを軽減し、目的(使命)を達成できる可能性は、格段に高まります。

しかし、経営者にとって、正しい経営方法を学ぶ機会は、ごく限られています。
通常は、社長自身の営業力・技術力・専門性・人脈だけでスタートを切ることになります。
社長一人の人脈と技術力、営業力だけでは、どうにか一定時点までは順調に売上が上がり、会社は成長していきます。

しかし、一人でこなせる容量は、いずれオーバーします。
そこで、次のステップでは「人」を採用することになります。
多くの中小企業では、スタッフを採用すると、今までの一人会社での状況とは、一変します。

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経営計画書は、なぜ必要なのか?

経営計画書は、社員の心に革命をもたらし、会社に奇跡をもたらす「魔法の書」である。

社長が、自らの未来像を明示せずに、社員はどうして自らの未来を考えることができるのか。

この不安を取り除いてやることは社長の責任である。これは、経営計画書を作ることによって自然に実現するのである。だからこそ、経営計画書をつくり、これを発表したとたんに会社が変わってしまう。

経営計画書こそ、社長自身を、本当の意味で事業計画に目覚めさせ、自らの心に「革命」を起こさせるものである。同時に、社員に対しては、会社の将来に関する不安を解消させ、社長を信頼し、希望にもえて働く意欲を心底から起こさせる、という心の「革命」を起こさせるものである。

経営計画書こそ、まさに「魔法の書」と言えるものである。

(中略)

目標は「その通りにいかない」からこそ必要です。

それは、社長の考えとお客様の要求との食い違いを社長に教えてくれるものだからです。

目標と実績の差の意味するものを読み取って、誤りのない方向を見つけ出すことが重要です。

一倉 定

理念・ビジョンは利益につながる

経営理念づくりとその浸透は、結果として儲けにつながるのである。なぜか。人は、大きなことを信じたときに大きな仕事をする、という生き物だからだ。」

トンネルの中を歩いていて、周りが真っ暗でも、はるか彼方に一条の光が差していれば、人はそれに向かって進むことができる。ところが、出口まで1キロたらずでも、トンネルの先に光がなければ前に進む気力はわいてこない。

新 将命

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社⾧の『ビジョン』『ミッション』『バリュー』を形にする

社⾧の想いをお聞かせください。想いだけでなく、現状の悩みもお聞かせください。

開業された経緯、思い描く未来、社長が今後どうなりたいのか、社員にどんな気持ちで働いてほしいか、お客様にどんなサービスを提供していきたいのか・・・私達はとことんお付き合いいたします。

内田経理の経営計画コンサルティングは、ガツガツと引っ張っていくスタイルではなく、過去の数字と社長の想いをお聞きした上で、良い方向へと「導いていく」スタイルです。

これからもうワンステップ先に進みたい社長様と同じ気持ちで情熱の炎を灯し、この炎を絶やすことなく社員の皆さんを巻き込んで大きな炎に育てていけるよう、ヒアリングに力を入れています。


会社の未来像を社員と共有する

社⾧の『ビジョン』『ミッション』『バリュー』を形にし、それを社員の皆さんにしっかり伝わるようにサポートさせていただきます。

例えば「経営計画発表会」。

社長の想いやこれからの計画をちゃんと口に出しで社員に伝えることで、皆の意識が変わります。動き方も変わります。

誰に、何を、なぜ売るのかが見えると、社員と一体になることができます。

会社が良い方向へと進むには、社長だけが頑張ってもだめです。

社員皆が同じ方向を向いて進んでいくからこそ、大きな力となり、会社を成長させてくれるはずです。

実際に浸透させていく

せっかく経営計画を立て、経営理念をつくっても、それがうまく使えていなかったら全く意味がありません。

内田経理は、社長へのアドバイスはもちろん、社員教育、社員への意識の浸透まで経営計画がうまく使えるようにサポートいたします。

社長が社員に直に言いにくいこと、社員が社長から直に言われたくないことなどもうまく伝える橋渡しの役目もお任せください。

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経営計画書Q&A

Q1. 経営計画書を作ると儲かりますか?

A1. 経営計画書は、ワクワクする良い会社を創るための道具です

経営計画書の正しい作り方と使い方によって、お客様第一主義と高収益な事業構造の実現を目指します。
会社は、お客様から支持された結果として利益が増大し、経営が安定します。
利益は会社経営の目的ではなく、お客様に貢献して社会から評価された結果であり、尺度です。
そして、利益は会社が生き残るため、そして事業を継続させ、更に発展させる為に必要ですが、会社経営の目的ではありません。
利益を会社経営の目的とすると、お客様第一主義ではなく、自社の利益第一主義の会社になり、会社が荒れます。
お客様に良い商品とサービスを提供し、社会に貢献した結果として会社が儲かることが正しい経営の姿です。

Q2. 小さい会社でも経営計画書は必要ですか?

A2. 小規模な会社だからこそ、経営計画書が必要です

創業者の社長は技術職・営業出身の方などが多く、売上が大きくなって従業員を抱えるようになっても、従来のまま、成り行きに任せる経営をしているケースが多いです。
経営計画書によって成り行き任せの経営から脱却できます。

Q3. 経営計画書を作成したら全て数字を社員にオープンにしないといけないのですか?

A3. 基本は、数字をオープンにして頂くことをお勧めしています

会社の数字が社員にオープンにされないと、社員の方も自分の会社の現状が把握できず、参加意識が低くなります。
サッカー観戦をしていて、もし双方の点数が分からない状態で見ていても、面白みに欠けると思います。
同様に、会社経営において、社員と社長の間で情報格差がある状態で、会社に貢献するように社員に言っても、社員側からすると会社の状況が正確に分からない状態では、実感が持てず、危機感も湧きません。

  1. 社員に会社の数字を公開するということは、会社の機密情報を開示していことになりますので、社員からすると信頼されているという実感が持てるようになり、会社への参加意識が高まります。
  2. また、社員に会社の数字を公開することで、社長の公私混同の経営から脱却できます。
    社長が公私混同をしていると社長への信頼を失い、社員はやる気を失い、会社の組織化は困難です。
    もし、社長が公私混同をしているようであれば、税務上の視点からは当然誤りですが、経営上の視点からも、誤った経営をしていると言えます。
    公私混同であるか否かの基準は「社員が同じように、会社のお金を使ったとしたら、その使いみちは許せるか?」という基準で考えて下さい。

社員に数字を公開することで、社長の公私混同を防げ、社長自身を律することができますが、最初から、全ての数字を一挙にオープンにすることに抵抗がある社長も多いと思います。
そこで最初の数年は売上だけ、または粗利だけを社員にオープンにし、徐々に社内の様子を見ながら数字をオープンにする範囲を拡大する方法がお勧めです。

Q4. なぜ経営計画書を作るのですか?

A4. ワクワクする良い会社創りと明るい未来を創るためです。

経営計画書は、会社の将来における3年後~5年後~10年後の未来像を示し、高収益の事業構造を創り、会社の成長発展、会社の経営理念を達成するための道具です。
自動車の運転においてカーナビで目的地を設定するように、経営計画書に将来における会社の目指す目的地を明示し、目的地に到着するための戦略・戦術・方針・必達の数字を、社長自らの熱い想いで書き込み(PLAN)、そして実行(DO) → 評価(CHECK) → 改善(ACTION)をすることによってPDCAを回しながら、目的地に到達するのを助けてくれる道具です。

Q5. 経営計画書を一生懸命作ったけど、本棚に入れたままです。

A5. 経営計画書は、使う事ではじめて生きてきます

素晴らしい経営計画書を作ることが目的になってませんか?
経営計画書は作って終わりではなく、使う事ではじめて生きてきます。
その為には経営計画発表会を必ず行い、さらに絵に描いた餅にならないように、日ごとから経営計画書を使う事が大切です。
毎月2回程度(一回1時間)、経営計画書を教科書として、社員勉強会を開催することがお勧めです。
あとは、社員が入社時に、社長自ら新人に対して、経営計画書の内容を、丁寧に伝えてあげて下さい。

Q6. 経営計画書は、ページ数を多くして、立派なものをつくらないとダメですか?

A6. ページ数が多い経営計画書は、全く必要ありません

自分の会社で出来ることだけを経営計画書に記載して頂きたいので、10~20ページ程度のボリュームでも全く問題ありません。
敢えて言うと、最初は薄いページ数の方がお勧めです。毎年経営計画書を作成していく過程で、ページ数が徐々に増えていくことが理想です。
最初は、他社の経営計画書を真似してでもいいので、薄いものからスタートすることをお勧めします。

Q7. 経営理念や使命感・ビジョンがどうしても思い浮かばないのですが?

A7. はじめは、空欄でも構いません

経営理念やビジョンは、慌てて作るものではありません。経営理念が浮かばない内は、同業他社のものを参考にするか、空欄でも構いません。
経営理念は、社長自身の信念ですので、いつも頭と心で考え続けて頂き、腹落ちしたら書いて、社員に伝えて下さい。

経営において使命感や経営理念はとても重要です。
しかし、使命感や経営理念は重要であるからこそ、簡単には作成出来ません。
とりあえずは後回して、使命感と経営理念は何か?について、社長がいつも頭の中で考え続けることが重要です。

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