生命保険の「罠」
生命保険の「罠」 (講談社+α新書) (2007/11/21) 後田 亨 |
生命保険に関する本の中で、この本は共感部分が多かったです。
アリコ、日本生命、アフラック、プルデンシャルの4社を名指しで書いているが、
筆者自身も生保の代理店をやっており、
生命保険自体を批判しているわけではない。
顧客をバカにしたような売り方に問題があると。
カタカナ生保についても、
バラ売りされている保険のパッケージ化が進み、
旧来の大手生保と売り方が変わらない部分が出てきた。
積み立て型よりは定期預金のほうがマシだ。
学資保険は、基本的に不要だ。
特に、
「著者のビジネスについては、
お客様のニーズは二の次で、
販売手数料の多寡で保険を売るやり方は、
性に合っていない」
といっている点については、わたしもまったく同感です。
販売手数料やノルマに縛られて
お客様のニーズに合わない保険を売り続ける
ところが未だにたくさんあるということですね。
筆者の薦める保険の入り方は非常にシンプルです。
『「保険の入り方一言で・・・」と聞かれたら、私は「貯金が間に合わない順に入ることです」と答えます』