離島の税務調査

屋久島在住の友人から税金の相談を受けました。
その友人は屋久島の中でも車が入れないような山の中に住んでいます。
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屋久島を管轄している税務署は熊本国税局の種子島税務署というところですが、
種子島から屋久島までは飛行機で30分、
フェリーだとジェット(早いヤツ)で2時間半、
通常のフェリーだと4時間もかかります。
税務調査の話が出たので、普通はこういう流れで調査があるよ、
ということを説明しました。
すると、友人曰く
「仮に、ウチが調査対象になったとして、
種子島から海を渡ってきて、しかも車が入れないような
ウチの家まで調査官が来るのか?」
と。
う~ん、確かにそうですよねー。
規模が大きい事業所ならそれでも調査に来るのでしょうが、
果たしてそこまで時間と手間をかけて調査に来るのか
興味がありますね。
東京の伊豆七島や小笠原諸島は芝税務署の管轄ですが
芝税務署ほど大規模な税務署なら、
離島にまわす人員もいそうですよね。
種子島税務署の管轄は、種子島と屋久島だけのようなので
島を渡っての調査も日常的なのでしょうか。
産業も観光産業が多そうだし特殊事情のある税務署ですね。